モノグラム殺人事件
The Monogram Murders

ソフィー・ハナ著
英初版:HarperCollins 2014年
米初版:HarperCollins 2014年


モノグラム殺人事件 (〈名探偵ポアロ〉シリーズ) モノグラム殺人事件 (クリスティー文庫)

内容

名探偵エルキュール・ポアロは、お気に入りの珈琲館で夕べのひとときを過ごしていた。灰色の脳細胞の束の間の休息。そこへ、一人の半狂乱の女が駆け込んできた。どうやら誰かに追われているようだ。ポアロが事情を尋ねると、女の口からは意外な言葉が。彼女は殺される予定だというのだ。しかも、その女ジェニーは、それは当然の報いであり、殺されたとしても決して捜査はしないでと懇願し、夜の街へと姿を消した。同じ頃、ロンドンの一流ホテルで三人の人間が殺害された。すべての死体は口にモノグラム(イニシャルの図案)付きのカフスボタンが入れられていた。ジェニーは被害者ではなかったが、関連を嗅ぎ取ったポアロは、友人の刑事キャッチプールとともに捜査に乗り出すのだった。名探偵ポアロ・シリーズ公認続篇!
(早川書房)

ポアロが夕べを過ごしていた珈琲館に、半狂乱の女が駆け込んできた。誰かに追われている様子。事情を聞くと、女は自分は殺される予定なのだと震えながら答える。同じ頃、近くのホテルでは三つの死体が発見されていた。それぞれの口には同じカフスボタンが入れられていて…。“名探偵ポアロ”シリーズ、公認続篇。
(早川書房クリスティー文庫)



目次

第1章 逃げるジェニー
第2章 三つの部屋で起きた殺人
第3章 〈ブロクサム・ホテル〉で
第4章 枠は広がる
第5章 百人に尋ねよ
第6章 シェリーの謎
第7章 二つの鍵
第8章 考えを組み立てる
第9章 グレート・ホリングの調査
第10章 中傷の矛先
第11章 二つの記憶
第12章 耐え難い傷
第13章 ナンシー・デュケイン
第14章 鏡の中の考え
第15章 四つ目のカフスボタン
第16章 嘘には嘘
第17章 年上の女と若い男
第18章 ノックせよ、誰が戸口に現れるか
第19章 ついに真実が
第20章 どうしてうまくいかなかったのか
第21章 すべての悪魔はここ地上に来ている
第22章 モノグラム殺人事件
第23章 本当のアイダ・グランズベリー
第24章 青い水差しとボウル
第25章 もしも殺人がDという字で始まるなら
終章

登場人物

エルキュール・ポアロ探偵
エドワード・キャッチプールスコットランド・ヤードの刑事
スタンレー・ビア巡査
ジェニー謎の女
フィー・スプリングプレザント珈琲店のウエイトレス
ブランチ・アンズワースポアロとキャッチプールの住む下宿のオーナー
ルカ・ラザリブロクサム・ホテルの支配人
ジョン・グッドブロクサム・ホテルのフロント係
トーマス・ブリッグネルブロクサム・ホテルのフロント見習い
ラファル・ボバクブロクサム・ホテルのウエイター
ハリエット・シッペル殺人の被害者
アイダ・グランズベリー殺人の被害者
リチャード・ニーガス殺人の被害者
ヘンリー・ニーガスリチャードの弟
サミュエル・キッド事件の目撃者
パトリック・アイヴ教区司祭
フランシスパトリックの妻
マーガレット・アーンストパトリックの後任の教区司祭の妻
アンブローズ・フラワーデイ医師
ナンシー・デュケイン肖像画家
セント・ジョン・ウォレス貴族。画家
ルイーザジョンの妻
ドーカスウォレス家のメイド

翻訳履歴