暗い抱擁
The Rose and the Yew Tree

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メアリー・ウェストマコット名義で発表したロマンス小説。
1948年11月、William Heinemann社から刊行された。 米国では同年、Farrar & Rinehart社から刊行。

早川書房

1974
暗い抱擁
中村妙子訳 早川書房 ハヤカワ文庫NV(79) ISBN:9784150400798
気高い美女イザベラには幼年期より婚約者があった。しかし、冷酷な野心家ゲイブリエルの荒々しい抱擁の中で、傷つき、この歪められた男に救いの手をさしのべなければならないことを悟った……ミステリの女王クリスティーがキリスト的至上の愛をテーマに鋭い洞察で描いた、愛の小説シリーズ第四作

1994年

登場人物
ヒュー・ノリーズ主人公。元教師
ジョン・ゲイブリエル保守党の国会議員候補
アデリド・セント・ルー第7代セント・ルー男爵未亡人
イザベラ・チャータリスアデリドの孫
アグネス・トレシリアンアデリドの妹
モード・チャータリスアデリドの義妹
ルパート第9代セント・ルー男爵
ロバートヒューの兄
テレサロバートの妻
ジェニファーヒューの恋人
カーズレーク保守党の運動員
ジェームズ・バート獣医
ミリー・バートジェームズの妻
2004
暗い抱擁
中村妙子訳 早川書房 クリスティー文庫(86) ISBN:9784151300868
気高い美女イザベラには婚約者がいた。が、冷酷ともいえる野心家ゲイブリエルに荒々しく抱擁されて彼女は悟った。この心の歪んだ男を救わねばならないと。やがて彼女は婚約者を捨て、ゲイブリエルとの駆け落ちを決心する……男のために新たな道を歩き始めた女の姿をキリスト教的博愛をテーマに描く至上の愛の小説。
解説:宇田川拓也「ミステリの趣向で描かれた愛の表裏」

その他の出版社

1984
イザベラ永遠に
西村奈緒訳 日本メールオーダー ミステリーロマンス