
英初版:Collins 1930年
米初版:Dodd, Mead 1930年
内容

常に傍観者として、過剰なほどの興味をもって他者の人生を眺めて過ごしてきた小柄な老人、サタスウェイト。そんな彼がとある屋敷のパーティで不穏な気配を感じ取る。過去に起きた自殺事件、現在の主人夫婦の間に張り詰める見えざる緊張の糸。その夜屋敷にを訪れた不思議人物ハーリー・クィン氏にヒントをもらったサタスゥェイトは、鋭い観察眼でもつれた謎を解きはじめる。女王クリスティならでは深い人間描写が光る12編を収めた短編集。
(創元推理文庫)

窓にうつる幽霊の影が目撃したもの。事件当日にメイドが大空に見た不吉な兆候。カジノのルーレット係が見せた奇怪な振る舞い。一枚の絵が語る自殺の真相――事件の陰にドラマあり。神秘の探偵ハーリ・クィン氏と、人生の観察者サタースウェイト氏の名コンビ登場!幻想味あふれる珠玉の連作短篇12篇、新訳決定版
(早川書房 クリスティー文庫)

大晦日の夜、片田舎の古い館を謎めいた男が訪れた。彼を腰を落ち着けると、昔この館で起きた怪事件の秘密を見事に解き明かす……上記「クィン氏登場」他、神秘の探偵ハーリ・クィンの活躍を描く11篇を収録。幻想と推理を巧みに結合させた、女史の作品中ひときわ異彩を放つ珠玉短編集!
(早川書房 ハヤカワ・ミステリ文庫)

推理小説の女王クリスティは幾多の名探偵を創造したが、なかでも本書のハーリ・クィン氏は、ポワロ、マープル、パーカー・パインと並ぶビッグ4である。一方にゴシップ好きな人生の傍観者サタースウェイト老人を配し、クィン氏の推理の全貌とその活躍ぶりを紹介する、クリスティ・ファンの逸すべからざる力作短編全12編を収録した。
(東京創元社 創元推理文庫)
目次
The Coming of Mr. Quin クィン氏登場
The Shadow on the Glass 窓ガラスに映る影
At the Bells and Motley 〈鈴と道化服〉亭奇聞
The Sign in the Sky 空のしるし
The Soul of the Croupier クルビエの真情
The Man from the Sea 海から来た男
The Voice in the Dark 闇の声
The Face of Helen ヘレンの顔
The Dead Harlequin 死んだ道化役者
The Bird with the Broken Wing 翼の折れた鳥
The World's End 世界の果て
Harlequin's Lane 道化師の小径
翻訳履歴
1931 「ハレイ・キン氏の登場」『新青年』第12巻第3号 新選探偵小説傑作集
1963 『海から来た男』石田英二訳 ハヤカワ・ポケットミステリ(772) 解説:「型破りの奇怪な探偵」
1963 『翼の折れた鳥』石田英二訳 ハヤカワ・ポケットミステリ(773)
1971(1976) 『クィン氏の事件簿』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫 訳者あとがき
1971(1992) 『クィン氏の事件簿』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫 訳者あとがき (新装版) 表紙:ひらいたかこ ISBN:9784488105105
1978 『謎のクィン氏(クリスティ短編集5)』石田英士訳 ハヤカワ・ミステリ文庫(HM1-39) 解説:「不思議な探偵クィン氏」 表紙:真鍋博 ISBN:9784150700393
2004 『謎のクィン氏』嵯峨静江訳 早川書房(クリスティー文庫53) 解説:川出正樹「トリックスターが演出する、愛と救いに満ちた一夜の夢」 ISBN:9784151300530
2020 『ハーリー・クィンの事件簿』山田順子訳 創元推理文庫 ISBN:9784488105471
収録短編
クィン氏登場 The Coming of Mr.Quin
登場人物
ハーリ・クィン | 神秘の探偵 |
アプルトン | 毒殺された老人 |
アプルトン夫人 | アプルトン老人の妻 |
トム・イーヴシャム | 地方選出の議員。ロイストン館主人 |
ローラ・イーヴシャム | トム・イーヴシャム妻。旧姓キーン |
デリク・ケープル | イーヴシャム友人。自殺 |
リチャード・コンウェイ卿 | イーヴシャム友人。軍人 |
マージョリー・ディルク | デリク・ケープルGF |
ネッド | コンウェイ卿の猟犬 |
アレク・ポータル | エリナ・ポータルの夫 |
エリナ・ポータル | オーストラリア生まれの女 |
ローヴァー | デリク・ケープルの犬 |
サタースウェイト |
映像化
- The Passing of Mr. Quinn
- 1928年 イギリス サイレント 未公開
- 監督:ジュリアス・ヘイゲン 脚本:レスリー・S・ヒスコット
- 出演:トリルビー・クラーク(アプルビィ夫人)、アーシュラ・ジーンズ(メイド)、スチュワート・ローム(クィン)、クリフォード・ヘザーリー(アプルビィ氏)、メアリー・ブロフ(コック)、Vivian Baron(デリク・ケープル)、Kate Gurney(Landlady)
翻訳履歴
1931 「ハレイ・キン氏の登場」「新青年」第12巻第3号 新選探偵小説傑作集
1963 「クィン氏登場」『海から来た男』石田英二訳 ハヤカワ・ポケットミステリ
1971 「クイン氏登場」『クィン氏の事件簿』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「クイン氏登場」『謎のクィン氏(クリスティ短編集5)』石田英士訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
1979 「ハーリー・クィン登場」『クリスティーの6個の脳髄』各務三郎編、深町眞理子訳 講談社文庫
1986 「ハーリー=クィン登場」『アガサ=クリスティ 推理・探偵小説集(1)』各務三郎編、深町眞理子訳 偕成社文庫
2004 「クィン氏登場」『謎のクィン氏』嵯峨静江訳 早川書房(クリスティー文庫)
窓ガラスに映る影 The Shadow of the Glass
登場人物
ハーリ・クィン | 神秘の探偵 |
ジミー・アレンソン | 大尉。グリーンウェイズ荘の客 |
ネッド・アンカートン | グリーンウェイズ荘主人 |
アンカートン夫人 | ネッド・アンカートン妻 |
イーヴシャム | 離婚した夫婦 |
ウィンクフィールド | 警部 |
エリオット | グリーンウェイズ荘旧主人 |
モイラ・スコット | リチャードの若妻。グリーンウェイズ荘客 |
リチャード・スコット | 狩猟家&探検家。グリーンウェイズ荘客 |
アイリス・スタヴァントン | 狩猟家の婦人。グリーンウェイズ荘客 |
スタンリー | 踊り子と駆け落ちした男 |
トムスン | グリーンウェイズ荘執事 |
シンシア・ドレージ | グリーンウェイズ荘客。サタースウェイト氏友人 |
ジョン・ポーター | 少佐。殊勲章保持者。グリーンウェイズ荘客 |
翻訳履歴
1963 「窓ガラスに映る影」『海から来た男』石田英二訳 ハヤカワ・ポケットミステリ
1971 「窓にうつる影」『クィン氏の事件簿』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「窓ガラスに映る影」『謎のクィン氏(クリスティ短編集5)』石田英士訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
2004 「窓ガラスに映る影」『謎のクィン氏』嵯峨静江訳 早川書房(クリスティー文庫)
〈鈴と道化服〉亭奇聞 At the Bells and Motley
登場人物
ハーリ・クィン | 神秘の探偵 |
スティーヴン・グラント | アシュリ荘馬丁。大尉 |
クロンディニス | 軽業師一家 |
ウィリアム(ビリー)・ジョーンズ | 道化荘主人 |
メァリー・ジョーンズ | ビリーの娘。グラント大尉恋人 |
シンクレア夫人 | ミス・ル・クートーの付添い女 |
リチャード・ハーウェル | アシュリ荘主人。大尉 |
ジョージ・フォスター | マージック荘主人。サタースウェイト氏友人 |
サイラス・B・ブラドバーン | アメリカの百万長者 |
ジョン・マシアス | アシュリ荘園丁 |
マシアス夫人 | アシュリ荘コック。園丁マシアスの妻 |
マスターズ | サタースウェイト氏運転手 |
エリナ・ル・クートー | カナダ人。ハーウェル大尉妻 |
レッカン卿 | ミス・ル・クートー崇拝者 |
翻訳履歴
ハウエル大尉の失踪1926 「魔法の人」中野圭介(松本恵子)訳 探偵文藝
1929 「魔法の人」『アクロイド殺し』松本恵子訳 平凡社(世界探偵小説全集)
1957 「ハウエル大尉の失踪」長沼弘毅訳『宝石』第12巻第4号(3月号 アガサ・クリスティ特集)
1963 「道化荘奇聞」『海から来た男』石田英二訳 ハヤカワ・ポケットミステリ
1971 「鈴と道化服亭」『クィン氏の事件簿』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「道化荘奇聞」『謎のクィン氏(クリスティ短編集5)』石田英士訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
2004 「〈鈴と道化服〉亭奇聞」『謎のクィン氏』嵯峨静江訳 早川書房(クリスティー文庫)
空のしるし The Sign in the Sky
登場人物
ハーリ・クィン | 神秘の探偵 |
キャリー | ディアリング・ヒル荘メイド |
デール | ディアリング・ベールの医師 |
シルヴィア・デール | デール医師娘。マーティン・ワイルド恋人 |
デンマン | バーナビー卿秘書の知人。カナダ人 |
トムスン | バーナビー卿秘書 |
ジョージ・バーナビー卿 | ディアリング・ヒル館主人 |
ヴィヴィアン・バーナビー | バーナビー卿若妻 |
ルイーザ・バラード | ディアリング・ヒル荘メイド |
マーティン・ワイルド | ヴィヴィアン・バーナビー愛人 |
翻訳履歴
1963 「大空に現われた兆」『海から来た男』石田英二訳 ハヤカワ・ポケットミステリ
1971 「空に描かれたしるし」『クィン氏の事件簿』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「大空に現われた兆」『謎のクィン氏(クリスティ短編集5)』石田英士訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
2004 「空のしるし」『謎のクィン氏』嵯峨静江訳 早川書房(クリスティー文庫)
クルピエの真情 The Soul of the Croupier
登場人物
ハーリ・クィン | 神秘の探偵 |
ピエール・ヴォーシュ | カジノのルーレット係 |
ザーノヴァ | 伯爵夫人 |
エリザベス・マーティン | フランクリン・ラッジの友人 |
ミラベル | パリの人気女優 |
ラジンスキー | ハンガリーの旧家 |
フランクリン・ラッジ | アメリカ人観光客 |
翻訳履歴
1963 「ルーレット係の魂」『海から来た男』石田英二訳 ハヤカワ・ポケットミステリ
1971 「ある賭博係の心情」『クィン氏の事件簿』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「ルーレット係の魂」『謎のクィン氏(クリスティ短編集5)』石田英士訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
2004 「クルピエの真情」『謎のクィン氏』嵯峨静江訳 早川書房(クリスティー文庫)
海から来た男 The Man from the Sea
登場人物
ハーリ・クィン | 神秘の探偵 |
オルガ | 若い歌手 |
ババ・キンダーズレー | 初老の女 |
アントニー・コズデン | 病魔に冒された男 |
ジョン | ラ・パズ荘主人の息子 |
マニュエル | 別荘ラ・パズの庭師 |
翻訳履歴
1959 「海から来た男」妹尾韶夫訳『別冊宝石』第83号
1963 「海から来た男」『海から来た男』石田英二訳 ハヤカワ・ポケットミステリ
1971 「海から来た男」『クィン氏の事件簿』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「海から来た男」『謎のクィン氏(クリスティ短編集5)』石田英士訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
1995 「海から来た男」『海から来た男(アガサ・クリスティー探偵名作集16)』各務三郎訳 岩崎書店
2004 「海から来た男」『謎のクィン氏』嵯峨静江訳 早川書房(クリスティー文庫)
闇の声 The Voice in the Dark
登場人物
ハーリ・クィン | 神秘の探偵 |
ローリー・ヴァヴァスア | マージャリー・ゲイルのいとこ |
カッソン夫人 | 霊媒 |
マーシア・キーン | マージャリー・ゲイル友人 |
アリス・クレイトン | アポッツ・ミード荘メイド |
チャーリー・ゲール | バーバラ・ストランリーの前夫。マージャリー父 |
マージャリー・ゲール | バーバラ・ストランリーの娘 |
バーバラ・ストランリー | アボッツ・ミード荘女主人。男爵夫人 |
ストランリー卿 | バーバラ・ストランリーの又従兄 |
ノエル・バートン | マージャリー・ゲイル婚約者。牧師補 |
ビアトリス・バロン | バーバラ・ストランリーの姉 |
ビンボー | バーバラ・ストランリーの恋人 |
ボタセッティ | イタリア人海水浴客 |
ルードルフ | バーバラ・ストランリーの以前の夫 |
翻訳履歴
1963 「闇の声」『翼の折れた鳥』石田英二訳 ハヤカワ・ポケットミステリ(773)
1971 「闇からの声」『クィン氏の事件簿』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「闇の声」『謎のクィン氏(クリスティ短編集5)』石田英士訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
2004 「闇の声」『謎のクィン氏』嵯峨静江訳 早川書房(クリスティー文庫)
ヘレンの顔 The Face of Helen
登場人物
ハーリ・クィン | 神秘の探偵 |
フィリップ(フィル)・イーストニー | 科学者。ジリアン・ウェスト崇拝者 |
ジリアン・ウェスト | 美女 |
チャーリー・バーンズ | 船会社社員。ジリアン・ウェスト婚約者 |
マスターズ | サタースウェイト氏運転手 |
ヨアシュビム | 新進テノール歌手 |
翻訳履歴
1963 「ヘレンの顔」『翼の折れた鳥』石田英二訳 ハヤカワ・ポケットミステリ(773)
1971 「ヘレンの美貌」『クィン氏の事件簿』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「ヘレンの顔」『謎のクィン氏(クリスティ短編集5)』石田英士訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
1979 「ヘレンの顔」『クリスティーの6個の脳髄』各務三郎編、深町眞理子訳 講談社文庫
1986 「ヘレンの顔」『アガサ=クリスティ 推理・探偵小説集(1)』各務三郎編、深町眞理子訳 偕成社文庫
2004 「ヘレンの顔」『謎のクィン氏』嵯峨静江訳 早川書房(クリスティー文庫)
死んだ道化役者 The Dead Harlequin
登場人物
ハーリ・クィン | 神秘の探偵 |
ミス・オストランダ | チャーンリー荘の客 |
アスペイジア・グレン | 女優 |
コッブ | ハーチェスター画廊主人 |
アルジー・ダーシー | チャーンリー荘の客 |
アリックス・チャーンリー | チャーンリー卿妻 |
ディッキー・チャーンリー | チャーンリー家当主。イートン在学中 |
ヒューゴー・チャーンリー | レジー・チャーンリー卿縁者 |
レジー・チャーンリー卿 | チャーンリー荘主人 |
モニカ・フォード | メリアムの保母 |
フランク・ブリストー | 新進画家 |
メリアム | チャーンリー卿夫人の知人 |
モンクトン | 大佐。サタースウェイト氏友人 |
翻訳履歴
1963 「死んだ道化役者」『翼の折れた鳥』石田英二訳 ハヤカワ・ポケットミステリ(773)
1971 「死せる道化役者」『クィン氏の事件簿』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「死んだ道化役者」『謎のクィン氏(クリスティ短編集5)』石田英士訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
1995 「死せる道化師」『海から来た男(アガサ・クリスティー探偵名作集16)』各務三郎訳 岩崎書店
2004 「死んだ道化役者」『謎のクィン氏』嵯峨静江訳 早川書房(クリスティー文庫)
翼の折れた鳥 The Bird with the Broken Wing
登場人物
ハーリ・クィン | 神秘の探偵 |
ジェラード・アンズリー | レーデル屋敷の客。メイベルの夫 |
メイベル・アンズリー | レーデル屋敷の客 |
ウィンクフィールド | 警部 |
デーヴィッド・キーリー | レーデル屋敷の主。マッジ・キーリーの父 |
マッジ・キーリー | サタースウェイト氏友人 |
クライズリー | 不運な一家 |
ロジャー・グレアム | レーデル屋敷の客。マッジ・キーリー婚約者 |
グレアム夫人 | レーデル屋敷の客。ロジャーの母 |
ドリス・コールズ | レーデル屋敷の客 |
モリス | 医師 |
翻訳履歴
1963 「翼の折れた鳥」『翼の折れた鳥』石田英二訳 ハヤカワ・ポケットミステリ(773)
1971 「翼の折れた小鳥」『クィン氏の事件簿』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「翼の折れた鳥」『謎のクィン氏(クリスティ短編集5)』石田英士訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
2004 「翼の折れた鳥」『謎のクィン氏』嵯峨静江訳 早川書房(クリスティー文庫)
世界の果て The World's End
登場人物
ハーリ・クィン | 神秘の探偵 |
ヴァイズ | 演劇プロデューサー |
ネイオーマイ・カールトン・スミス | 新進画家 |
アレック・ジェラード | 脚本家 |
ヘンリー・ジャッド | ロジーナ・ナンの夫 |
トムリンスン | 引退したインド判事 |
ロジーナ・ナン | 女優 |
マニュエル | カンヌのホテルの亭主 |
レディ・リース | 公爵夫人 |
翻訳履歴
1963 「世界の果て」『翼の折れた鳥』石田英二訳 ハヤカワ・ポケットミステリ(773)
1971 「世界の果て」『クィン氏の事件簿』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「世界の果て」『謎のクィン氏(クリスティ短編集5)』石田英士訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
2004 「世界の果て」『謎のクィン氏』嵯峨静江訳 早川書房(クリスティー文庫)
道化師の小径 Harlequin's Lane
登場人物
ハーリ・クィン | 神秘の探偵 |
クロード・ウィッカム | 芸術好きの青年 |
サージァス・イヴァノヴィッチ・オラノフ | ロシアの大公 |
カルサノーヴァ | ロシアのバレリーナ |
モリー・スタンウェル | サタースウェイト氏知人 |
ジョン・デンマン | アシュミード荘主人 |
アンナ・ミハイロヴナ・デンマン | ジョンの妻 |
マンリー | メルトン・ヒース住人 |
ローシャイマー夫人 | メルトン・ヒース住人。ローシャイマー卿夫人 |
レオポルド・ローシャイマー卿 | メルトン・ヒース住人 |
翻訳履歴
1963 「道化師の小径」『翼の折れた鳥』石田英二訳 ハヤカワ・ポケットミステリ(773)
1971 「ハーリクィンの小道」『クィン氏の事件簿』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「道化師の小径」『謎のクィン氏(クリスティ短編集5)』石田英士訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
2004 「道化師の小径」『謎のクィン氏』嵯峨静江訳 早川書房(クリスティー文庫)