春にして君を離れ
Absent in the Spring

※メアリ・ウェスマコット名義
英初版:William Collins & Sons 1944年
米初版:Farrar & Rinehart 1944年


春にして君を離れ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

内容

優しい夫、よき子供に恵まれ、女は理想の家庭を築き上げたことに満ち足りていた。が、娘の病気見舞いを終えてバグダッドからイギリスへ帰る途中で出会った友人との会話から、それまでの親子関係、夫婦の愛情に疑問を抱きはじめる……女の愛の迷いを冷たく見据え、繊細かつ流麗に描いロマンチック・サスペンス。
(早川書房 クリスティー文庫)(表紙復刻版)

優しい弁護士の夫、結婚して何不自由なく暮らす子どもたち――理想の家庭を築き上げ、ジョーンは満ち足りていた。そんな彼女に心の迷いが生まれた。娘の病気見舞いを終え、バグダードからイギリスへ帰る途中で旧友に会った彼女は、その時の会話がもとで、今までの生活を見つめ直していく。やがて思わぬ事実が次々と浮かび上がってきて……。揺れ動く女の心を繊細に描く傑作。
(早川書房 ハヤカワ・ノヴェルズ)

登場人物

ジョーン・スカダモア主人公。主婦
ロドニージョーンの夫
トニージョーンの長男
アヴァリルジョーンの長女
バーバラジョーンの次女
ウィリアムバーバラの夫
ブランチ・ハガード学生時代のジョーンの友人
マーナ・ランドルフロドニーのテニス仲間
レスリー・シャーストンジョーンの友人
チャールズレスリーの夫
ピーターレスリーの息子
ホーエンバッハ・サルム公爵夫人

国内上演

◇春にして君を離れ
2004年/博品館劇場/鈴木アートオフィス
演出:大和田伸也
出演:多岐川裕美(ジョーン)、東てるみ(ブランチ)、大和田伸也(ロドニー)、勝野雅奈恵、佐倉ゆうみ、大和田悠太、佐野圭亮、田村連

翻訳履歴