Prev | TOP | Next

アガサ・クリスティー
ブラック・コーヒー Black Coffee, 1930/34

内容

(クリスティー文庫より)

ブラック・コーヒー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 来客の一人に重要書類を盗まれたと知ったエイモリー卿は、寛大にも灯りを消しているあいだに書類を返せば罪に問わない、と宣言した。そして、灯りがついた時、卿はコーヒーにはいった毒で殺害されていた。そこへ卿に招かれていたポアロが到着するのだが……。クリスティー初のオリジナル戯曲



登場人物

エルキュール・ポアロ私立探偵
アーサー・ヘイスティングズポアロの友人
クロード・エイモリー卿科学者
リチャード・エイモリークロードの息子
ルシア・エイモリーリチャードの妻
キャロライン・エイモリークロードの妹
バーバラ・エイモリークロードの姪
エドワード・レイナークロードの秘書
トレッドウェル執事
カレリ博士エイモリー家の客
グレアム医師
ジャップ警部
ジョンソン警官

初演

1930年12月8日 エンバシー・シアター(ロンドン)

場面

この芝居の舞台は,ロンドンから25マイルほど離れたアボット・クレーヴにあるクロード・エイモリー卿の邸の読書室である。

第一幕午後8時30分
第二幕翌朝
第三幕その15分後

国内上演

◇名探偵登場ブラック・コーヒー
1982年/風月堂ホール/劇団神戸
◇名探偵ポワロ ブラックコーヒー
2009年/銀座博品館劇場/ピュアーマリー
演出 佐竹修
出演 三波豊和、内海光司、片岡暁孝、山崎美貴、倉石功

映像化

◆Black Coffee, 1931(UK)
未公開
監督 レスリー・S・ヒスコット
脚本 H. Fowler Mear、Brock Williams
出演 オースティン・トレバー(エルキュール・ポアロ)、 エイドリアン・アレン(ルシア・エイモリー)、 リチャード・クーパー(ヘイスティングス)、 メルヴィル・クーパー(ジャップ警部)、 C・V・フランス(クロード・エイモリー卿)、 Elizabeth Allan(バーバラ・エイモリー)、 Philip Strange(リチャード・エイモリー)、 Dino Galvani(カレリ博士)、 Michael Shepley(レイナー)、 Marie Wright(キャロライン・エイモリー)、 Leila Page
◆Le Coffret de laque, 1932(FR)
未公開
監督 Jean Kemm
脚本 Pierre Maudru、H. Fowler Mear、Brock Williams
出演 Danielle Darrieux(Henriette Stenay)、 René Alexandre、 Harry Arbell、 Maxime Desjardins、 Gaston Dupray、 Alice Field、 Maurice Varny、 Marcel Vibert、
◆Black Coffee, 1973(W.Germany/TV)
監督 Claus Peter Witt
脚本 Claus Peter Witt、Peter Goldbaum
出演 Horst Bollmann(Hercule Poirot)、 Heinz Fabian(Dr. Graham)、 Ernst Fritz Fürbringer(Lord Amery)、 Käthe Haack(Caroline)、 Gert Haucke(Inspecteur Japp)、 Otto Kurth(Butler)、 Anita Lochner(Barbara)、 Ulli Philipp(Lucia)、 Jochen Schmidt(Richard)、 Jochen Sostmann(Captain Hastings)、 Friedrich von Thun(Raynor)、 Herbert Weicker(Dr. Carelli)

翻訳履歴

1982 「ブラック・コーヒー」『ミステリマガジン』1982年6月号(通巻314号) 麻田実訳

1984 『ブラック・コーヒー(クリスティ戯曲集5)』麻田実訳 ハヤカワ・ミステリ文庫(HM1-74)(+訳者あとがき)

2004 『ブラック・コーヒー』麻田実訳 早川書房・クリスティー文庫(+解説:松坂健)
ブラック・コーヒー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

ブラック・コーヒー〈小説版〉 Black Coffee

チャールズ・オズボーンによる小説化。

内容

(クリスティー文庫より)

ブラック・コーヒー (小説版) (クリスティ・コレクション) 晩餐後、科学者サー・クロード・エイモリー家の者を集め「この中に極秘書類を盗んだ者がいる」と叫んだ。部屋を暗くしている間に書類を返すことを彼は勧めたが、明かりがつくと殺されていた。彼から国家的大問題について相談したいと言われていたポアロは、真相を追うが……巧みな構成による、同名戯曲の小説版



翻訳履歴

1998 『ブラック・コーヒー〈小説版〉』中村妙子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫(HM1-88)(+訳者あとがき)

2004 『ブラック・コーヒー〈小説版〉』中村妙子訳 早川書房・クリスティー文庫(+解説:貝谷郁子)
ブラック・コーヒー (小説版) (クリスティ・コレクション)

Original content ©1996- K.Nagata