内容(クリスティー文庫より)
ポアロの旧友スペンス警視は、マギンティ夫人を撲殺した容疑で間借人の男を逮捕した。服についた夫人の血という動かしがたい証拠で死刑も確定した。だが事件の顛末に納得のいかない警視はポアロに再調査を依頼する。未発見の凶器と手がかりを求め,現場に急行するポアロ。だが、死刑執行の時は刻々と迫っていた!
登場人物
エルキュール・ポアロ | 私立探偵 |
マギンティ夫人 | ブローディニイの掃除婦 |
ベッシイ・バーチ | マギンティ夫人の姪 |
ジョー・バーチ | ベッシイの夫。画家 |
ジョン(ジョニイ)・サマーヘイズ | ロング・メドウズの下宿屋の主人 |
モーリン・サマーヘイズ | ジョンの妻 |
ミセス・スイーティマン | ブローディニイの郵便局員 |
ローラ・アップワード | ラバーナムズの未亡人 |
ロビン・アップワード | ローラの息子。劇作家 |
レンデル | ブローディニイの医師 |
シェラア・レンデル | レンデル医師の妻 |
ガイ・カーペンター | 会社経営者 |
イヴ・カーペンター | ガイの妻 |
ロジャー・ウェザビイ | ハンターズ・クロウズの住人 |
エディス・ウェザビイ | ロジャーの妻 |
デアドリイ・ヘンダースン | エディスの娘 |
アリアドニ・オリヴァ | 女流探偵作家 |
モード・ウイリアムズ | ブリーザー&スカットル商会の女事務員 |
バート・スペンス | キルチェスター警察の警視 |
映像化
- ◆最も卑劣な殺人
- Murder Most Foul, 1964(UK)
- 未公開
- 監督 ジョージ・ポロック
- 脚本 デービッド・パーサル、ジャック・セドン
- 出演 マーガレット・ラザフォード(ミス・マープル)、
チャールズ・ティングウェル(クラドック警部)、
ロン・ムーディ、
メグズ・ジェンキンズ、
ラルフ・マイケル、
アンドリュー・クルックシャンク、
ジェームズ・ボーラム、
ストリンガー・デイヴィス、
フランセスカ・アニス、
アリスン・シーボーム、
デニス・プライス、
テリー・スコット
- ※原作はポアロものだが,マープルを主人公に翻案。
- ◆マギンティ夫人は死んだ Mrs. McGinty's Dead
- Agahta Christie's POIROT XI, 2008(UK/TVM)
- 監督 アシュレイ・ピアース
- 脚本 ニック・ディア
- 出演 デビッド・スーシェ(ポアロ)、
ゾーイ・ワナメイカー(オリヴァ夫人)、
ジョー・アブソロム(ベントリー)、
ラケル・キャシディ(モーリン・サマーヘイズ)、
リチャード・ディレイン(ジョニー・サマーヘイズ)、
ルース・ジェメル(スイーティマン)、
リチャード・ホープ(スペンス警視)、
リチャード・リンターン(ガイ・カーペンター)、
メアリー・ストックリー(イヴ・カーペンター)、
シアン・フィリップス(ローラ・アップワード)、
ポール・リス(ロビン・アップワード)、
アマンダ・ルート(シーラ・レンデル)、
サイモン・シェパード(レンデル医師)、
サラ・スマート(モード)
- ◆
Mme McGinty est morte
- Les petits meurtres d'Agatha Christie (fr/TV)
- 演出
- 脚本
- 出演
Samuel Labarthe,
Blandine Bellavoir,
Élodie Frenck,
Dominique Thomas,
Éric Beauchamp,
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翻訳履歴
1958 『マギンティ夫人は死んだ』田村隆一訳 ハヤカワ・ポケットミステリ(406)
1982 『マギンティ夫人は死んだ』田村隆一訳 ハヤカワ・ミステリ文庫(HM1-63)
2003 『マギンティ夫人は死んだ』田村隆一訳 早川書房・クリスティー文庫(+解説:仁賀克雄)
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