翻訳履歴
1957 『満潮に乗って』恩地三保子訳 ハヤカワ・ポケットミステリ(384)
1976 『満潮に乗って』恩地三保子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫(HM1-9)
2004 『満潮に乗って』恩地三保子訳 早川書房・クリスティー文庫(+解説:中川右介)
内容
(クリスティー文庫より)
大富豪ゴードン・クロードが戦時中に志望し、莫大な遺産を若き未亡人が相続した。戦後、後ろ盾としてのゴードンを失った弁護士や医師らクロード家の人々は、まとまった金の必要に迫られ窮地に立たされていた。“あの未亡人さえいなければ”一族の思いが憎しみへと変わった時……戦争が生んだ心の闇をポアロが暴く。
登場人物
(NIFTY推理フォーラムの「クリスティ登場人物一覧」を転載)
| ゴードン・クロード | 百万長者。故人 |
| ロザリーン・クロード | ゴードンの若い未亡人 |
| デイヴィッド・ハンター | ロザリーンの兄 |
| ロバート・アンダーヘイ | 大尉。ロザリーン・クロード前夫。故人 |
| アデラ・マーチモント | ゴードンの姉 |
| リン・マーチモント | アデラの娘 |
| ローランド(ローリイ)・クロード | ゴードンの甥。リン・マーチモントの婚約者 |
| ジャーミイ・クロード | ゴードンの兄。弁護士 |
| フランセス・クロード | ジャーミイの妻 |
| ライオネル・クロード | ゴードンの弟。医師 |
| キャザリーン(ケイシイ)・クロード | ライオネルの妻 |
| ダグラス・ジョージ・ポーター | 退役軍人。前インド陸軍少佐。アンダーヘイ友人 |
| ビアトリス・リピンコット | 旅館《スタグ》の女主人 |
| バート・スペンス | ウォームズリイ・ヴェイル警察捜査主任 |
| エルキュール・ポアロ | 私立探偵 |
映像化
→映像化リスト
- [TV] Taken at the Flood, 2006
- Agahta Christie's POIROT X
- 監督:Andy Wilson、脚本:Guy Andrews
- 出演:David Suchet(Hercule Poirot), Jenny Agutter(Adela Marchmont), Patrick Baladi(Rowley Cloade), Eva Birthwhistle(Rosaleen), Elliot Cowan(David Hunter), Amanda Douge(Lynn Marchmont), Penny Downie(Frances Cloade), Claire Hackett(Beatrice Lippincott), Celia Imrie(Kathy Cloade), Nicholas Le Prevost(Major Porter), Tim Piggott-Smith(Dr. Lionel Cloade), Elizabeth Spriggs(Mrs. Leadbetter), Pip Torrens(Jeremy Cloade), Tim Woodward(Enoch Arden)
シェイクスピア
- There is a tide in the affairs of men,
- Which taken at the flood, leads on to fortune;
- Omitted, all the voyage of their life
- Is bound in shallows and in miseries.
- およそ人の行ないには潮時というものがある。
- うまく満潮に乗りさえすれば運はひらけるが,いっぽうそれに乗りそこなったら,人の世の船旅は災厄つづき,浅瀬に乗り上げて身うごきがとれぬ。
- 『ジュリアス・シーザー』4幕3場
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