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アガサ・クリスティー
五匹の子豚 Five Little Pigs, 1942

内容

(クリスティー文庫より)

五匹の子豚 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 母は無実だったのです――娘の頼みにポアロの心は動いた。事件がおきたのは16年前。若い恋人に走った高名な画家を妻が毒殺、裁判の末に獄中死したのだ。殺人犯を母に持った娘の依頼で再調査に乗り出したポアロは、過去へと時間を遡り、当時の状況を再現してゆく。関係者の錯綜した証言から紡ぎ出された真相とは?



目次

(ハヤカワ・ミステリ文庫より)

まえおき
カール・ルマルション嬢の訪問
第一部
1. 弁護人の話
2. 告訴弁護人の話
3. 青年弁護士の話
4. 老弁護士の話
5. ヘイル元警視
6. この子豚はマーケットへ行った
7. この子豚は家にいた
8. この子豚はロースト・ビーフを食べた
9. この子豚は何も持っていなかった
10. この子豚は“ウィー,ウィー,ウィー”と鳴く
第二部
フィリップ・ブレイクの物語
メレディス・ブレイクの物語
ディティシャム卿夫人の物語
セシリア・ウイリアムズの物語
アンジェラ・ウォレンの物語
第三部
1. 結末
2. ポアロの五つの質問
3. 再建
4. 真相
5. 結末

登場人物

カーラ・ルマルション事件の依頼者。アミアス・クレイルの娘
アミアス・クレイル画家。カーラの父
カロリン・クレイルアミアスの妻
エルサ・グリヤーアミアスの愛人
フィリップ・ブレイクアミアスの親友。株の仲買人
メレディス・ブレイク地主。フィリップの兄
アンジェラ・ウォレンカロリンの異母妹
セシリア・ウイリアムズアンジェラの家庭教師
モンタギュー・ディプリーチ卿勅撰弁護士
クエンティン・フォッグ同上
ジョージ・メイヒュー弁護士
ケイレブ・ジョナサンクレイグ家顧問弁護士
ヘイル元警視
エルキュール・ポアロ私立探偵

映像化

◆五匹の子豚 名探偵ポワロ ニュー・シーズン DVD-BOX 2
Five Little Pigs, Agahta Christie's POIROT IX, 2003(UK/TVM)
監督 ポール・アンウィン
脚本 ケビン・エリオット
出演 デビッド・スーシェ(ポアロ)、エイミー・マリンズ(ルーシー)、ジュリー・コックス(エルサ)、レイチェル・スターリング(キャロライン)、エイダン・ギレン(アミアス)、ソフィー・ウィンクルマン(アンジェラ)、トビー・スティーブンス(フィリップ)、マーク・ウォーレン(メレディス)、ジェマ・ジョーンズ(ウィリアムズ)、パトリック・マラハイド(ディプリーチ)
◆五匹の子豚
Cinq Petits Cochons, Les petits meurtres d'Agatha Christie, 2010(FR)
監督 エリック・ウォレット
脚本 Sylvie Simon
出演 アントワーヌ・デュレリ(ラロジエール警視)、マリウス・コルッチ(ランピオン刑事)

翻訳履歴

1957 『五匹の子豚』桑原千恵子訳 ハヤカワ・ポケットミステリ(305)

1977 『五匹の子豚』桑原千恵子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫(HM1-21)(+解説「回想の殺人」)

2003 『五匹の子豚』桑原千恵子訳 早川書房・クリスティー文庫(+解説:千街昌之)
五匹の子豚 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

2010 『五匹の子豚』山本やよい訳 早川書房・クリスティー文庫(+解説:千街昌之)
五匹の子豚 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

戯曲版 Go Back for Murder, 1960

内容

――16年前の毒殺事件。夫殺しで終身刑の判決をうけたキャロリンは、3年後獄死した。 月日は流れ……。 キャロリンは娘のカーラが21歳になったら渡すようにと、1通の手紙を残していた。 母の死の真相を知ったカーラは、弁護士事務所を訪ねた。 “母は殺していない!母の無実を証明してほしい” そして、犯行現場の邸に、事件当時の関係者5人が呼び集められて……。 ――名作『五匹の子豚』を著者自身が脚色、初の単行本化。

初演

1960年3月23日 ダッチェス・シアター(ロンドン)

登場人物

ジャスティン・フォッグ弁護士
ターン・ボール弁護士事務所の事務員
カーラ(ミス・ル・マルシャン)依頼人
ジェフ・ロジャーズカーラの婚約者
フィリップ・ブレイクエイミアスの友人
メレディス・ブレイクエイミアスの友人
レディー・メルクシャム(エルザ・グリーア)エイミアスの愛人
ミス・ウイリアムズアンジェラの家庭教師
アンジェラ・ウォレンキャロリンの異父妹
キャロリン・クレイルカーラの母
エイミアス・クレイルカーラの父

場面

第一幕ロンドン
 第一場弁護士の事務所
 第二場シティーの事務所
 第三場ホテルの続き部屋の一室
 第四場ワンルームのアパート
 第五場レストランのテーブル
第二幕イングランド西部のある家

国内上演

◇殺人現場へもう一度
2002年/タワーホール船堀/劇団フーダニット
演出 松坂晴恵
出演 酒句ゆりか(カーラ・クレイル&キャロリン・クレイル)、、妹尾光徳(ジャスティン・フォッグ)、縄倉賢一郎(エイミアス・クレイル)、奥恭子(エルザ・グリーア)、平正時(メレディス・ブレイク)、川崎拓己(フィリップ・ブレイク)、橘沙織(アンジェラ・ウォレン)、高長はんな(ミス・ウィリアムズ)、松坂晴恵(ミス・ウィリアムズ)、鈴木スズコ(ターンボール)、多田洋(ジェフ・ロジャース)、宝田昭男、先崎望紀子

翻訳履歴

1986 「殺人をもう一度」『EQ』1986年1月号 深町眞理子訳

1988 『殺人をもう一度』 深町眞理子訳 光文社文庫

Original content ©1996- K.Nagata